【春のアオリイカ】エギングでの釣り方!秋との違いも解説。



 

アオリイカエギングの2大シーズンでもある

秋のシーズンではたくさん釣れたのに、春のアオリイカは全く釣れない・・・なんて人も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、春の大型のアオリイカを釣るための必要な知識・秋とは少し違ってくる釣り方をご紹介したいと思います!

 

春のアオリイカエギング

 

 

釣れる時期

 

春のアオリイカのシーズンは4~6月がメインになります。

地域によっては3月頃から釣れ始めたり、地域やその年で多少差はあります。私の住む山陰地方では4月~6月前半が主なシーズンですね。

 

タックル

 

・ロッド・・・8~9フィート前後で、秋のエギングに使っているものがあればそれでOK!

・リール・・・ダイワ2500番前後・シマノ2500~3000番を目安に。ドラグがスムーズに出るものがあればなおいいです。

・ライン・・・PEライン0.8号~1号。

・エギ・・・3.5号~4号。ベイトのサイズが小さいなどの特別な理由があれば、3号を使ってみるのもアリです。

 

基本的には秋のエギングで使っているものがあれば流用してもらって大丈夫です。

気を付けたいのが「糸巻量」。春の大型の「アオリイカ」は、秋のものとは引きの強さが格段に違いますので、糸巻量があまりにも少ないと、ドラグを締め気味にしてやり取りすることになるのでバラシに繋がりかねません。

エギも大きめのものを使いますので飛距離も出ます。なので最低でも100mはあったほうが掛けた後に余裕を持つことが出来るでしょう。

 

あとは、「ランディングツール」も必要です。

キロオーバーのイカを抜き上げるのはなかなか大変ですし、イカ自体の重みで「身切れ」を起こしてバラしにも繋がりかねません。

せっかく掛けた1杯を、確実にものにするために「ランディングツール」は用意しておきましょう!

 

ボッチ
釣りを始める前に、自分のラインの残り量を確認しておくようにしよう!

 

秋との違い

 

春と秋ではそもそもイカが接岸してくる「目的」が違います。

秋に釣れるのは好奇心旺盛な子イカで、「捕食」を目的として接岸してきます。

対して春イカは、「産卵」を目的とした親イカが接岸してきます。この時点で春のイカが釣れにくい理由が分かると思います。

 

さらに、産卵時期まで生き延びた大型のイカは、そもそもの絶対数が少なく、警戒心も強いので余計に釣りにくい。

しかし、食欲が無いわけではないので、上手くイカの食性を刺激することが出来れば、エギを抱かせることは可能です!

 

狙うポイント

 

春イカを狙う際のポイントは、まず産卵場所になる「アマモ」「ホンダワラ」「カジメ」などの海藻が多いエリア。そして、潮の流れや波風の影響が少ない場所が産卵場所として好まれます。

意外と春イカは、堤防の先端などの潮通しのいいエリアだけでなく、堤防の根本や漁港の少し入ったところで釣れることがよくあります。産みつけた卵や孵化した子イカが流されないためなのでしょうか。

狙うべきは藻の影や、付近のカケアガリ・ストラクチャー周りです。秋のイカのようにアグレッシブにエサを追い求めるのではなく、物陰で体力を温存しながら近くに来た捕食しやすいものを食べる。といった感じですので、徹底してボトムをピンポイントで攻めていきましょう。

 

釣り方

 

エギをビュンビュン跳ねさせて「リアクションバイト」を狙う釣り方もいいですが、秋イカほどの好反応は得られない場合が多いです。前述のとおり、ボトム付近のストラクチャー周りに居ることが多いので、ボトムを丁寧に探っていきましょう。

ロッドがビュンビュン鳴るほどの激しいアクションではなく、チョンチョンくらいのアクションでボトムを外さないように。

 

イメージとしてはエギを「弱ったベイト」に見立てて考えましょう。キレよく動き回る元気なベイトよりも、ボトム付近をウロウロしている弱ったベイトを演出したほうが「お、あいつは楽に捕まえられそうだな(゚∀゚)」とイカも思ってくれるのではないかと。私の勝手なイメージですが(笑)

 

あと、私の経験上で意外と使えたのがボトムステイ。よく釣りサイトや動画でも説明されていますが、私も最初は

 

ボッチ
そんな長い時間投げていたら、根がかりするし見切られるに決まってる!

 

と思っていました。

が、何度かエギングに行って釣れない日が続いていたある日、その日も数時間釣りをしていたがアタリもなくほぼ諦め状態で、エギを沈めたまま隣で釣っていた人とおしゃべりしていました。

しばらくして「やべっ根がかりしてるかな」と思って軽くシャクって見たところ

グググッ

 

とした重みが乗り、いつの間にかイカが掛かっていました。その後の釣りでも何度か、ボトムステイで釣れたことがあります。

なので、春のアオリイカには、「ボトムステイで瀕死の弱ったベイトを演出する」方法は有効である、と私は思っています。退屈な釣りにはなりますが(笑)

 

まとめますと、基本はボトム付近で弱ったベイトを演出。マヅメ時や流れが変わった時にはキレのあるアクションを混ぜてリアクションバイトを狙う、のが私なりの釣り方です。

 

春のアオリイカ狙いのポイント!

ラインの糸巻量・ランディングツールはしっかり準備して臨もう!

・産卵場所になる、「海藻が多いエリア」を狙う!毎年実績のあるポイントは要チェック!

基本はボトム中心のアクション。「ボトムステイ」も有効だが、根がかりには気を付けて!

 

まとめ

 

春のアオリイカは秋に比べてなかなか釣れませんが、そのイカ独特のずっしりとした引きは多くの釣り人を魅了し続けています。

今回の記事はあくまで素人の私のやっている釣り方なので、ほんの参考程度にしておいてください(笑)

もしこの記事を読まれた方の次の釣果の力になれれば幸いです。

それでは(‘ω’)ノ

 

 



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