「初心者向け」 ショアジギングで少しでもHIT率を上げる方法。



 

「ショアジギング」・・・それは修行。

来るかもわからない回遊魚をターゲットに、延々と金属の塊をシャクリ続けるという、およそ常人には理解できない釣りです。

 

私もこの「ショアジギング」が大好きなのですが、

 

釣れない日はやっぱりキツイ(精神的に)。

 

椅子に座ってアタリを待つ「ウキ釣り」や、比較的アクションの少ないその他のルアーゲームとは違い、時には険しい山道を超え、足元の荒い岩場で何時間も竿を振り続けてのボウズは、ダメージが段違いです。

 

ボッチ
FFなら「ダメージ限界突破」スキルが付いてるぜ・・・。

 

しかし、こんな非効率的な釣りでも、「ショアジギングをやってみたい!」「ショアから青物を釣ってみたい!」という初心者が未だにいることも事実。

 

そこで今回は、「ショアジギングで少しでもHIT率を上げる方法」を、これから始める初心者の方向けに書いていきたいと思います!

この過酷な釣りの被害者が少なくなることを祈りながら・・・

 

とにかく飛距離を稼ぐ

 

ショアジギングに関して絶対に必要なのが「飛距離」です。遠くに投げるほど探れる範囲が広がるので、魚との接触の機会は増え、必然的にHIT率は上がります。

ではどうやって飛距離を稼ぐか?いくつかのポイントを解説していきます。

 

適正重量のルアーを使う

 

たとえばロッドに「Rure Weight40~70g」と書いてあるとします。このロッドで適正外の80gのルアーを使っても、折れたりはしませんが、竿のポテンシャルは発揮できません。

このロッドではおそらく60~65g程度のルアーが、1番ロッドのしなりや反発力が活き、安定して飛距離を出せるはずです!

 

重すぎるルアーを使えば、ロッドを振りぬく際に、ロッドがしなりすぎて思ったような反発力が得られず、逆に軽いルアーを使えば、ロッド全体のしなりが得られず、竿先での反発力しか得られません

ただ注意すべきは、この1番ロッドの反発が得られる重量は、ロッドの硬さによっても左右されます

例えば「40~70g」のロッドで硬さが「M」でしたら、「50~60g」がおそらくベストで、「MH」なら「60~65g」。「H」以上なら「65~70g」もしくはもう少し上の重さでもいいかもしれません。

いろいろな重量のルアーを使ってみて、まずは自分のロッドに最適な重さを見つけましょう!

 

ラインを細くする

 

ラインを細くすることにより、ガイド」・「スプール」との摩擦が軽減され、風の影響も少なくなるので飛距離は上がります。

ラインの細さですが、扱うジグが50gくらいまでの「ライトショアジギング」ならPE1号で十分かと思います。PEラインってそうそう切れないですからね。傷が入ってない限り。

 

ルアーの形を変える

 

ルアーは細身で小さいほど、空気抵抗が少なくなり飛距離が伸びます。

オススメは高比重の「タングステンを使用したルアー。他のルアーと比べて同じ重量でも小さいボディに仕上がっています。

ただ値段が非常に高い。根がかりなんかした日には冷や汗ものです。

 

そこで次におススメなのはリアウエイトのルアー。キャストした際、1番重い部分が先頭になって飛んでいくので、飛行姿勢が安定して飛距離が伸びます。

センターバランスのジグなんかを使っていると、たまに変な姿勢で飛んで行って飛距離が伸びないこともありますが、リアウエイトのジグはそういったこともなく安定したキャストが可能なので、初心者の方にはオススメです。

 

風裏を探す

 

これは住んでいる地域次第ですが、「向かい風」や「横風」よりは、やっぱり追い風」か「風が殺せる場所」を選んだほうが投げやすいです。

風が強かったり向きが悪いと、ラインが風にあおられて飛距離も落ちますし、着底が分かりづらかったりのデメリットが多くなりますので。

 

足元までキッチリ探る

 

ショアジギングに限った話ではありませんが、足元付近でのバイトがそこそこ多いです。魚はルアーに気が付いても、すぐに口を使うものばかりではありません。

ルアーに気が付いた魚が、ルアーを観察しながらついてきて、足元の瀬際にルアー(ベイト)を追い詰めた瞬間に喰いつくというイメージかな

さらに足元には、「キジハタ」などの根魚や「スズキ」が張っていることも多く、これらの魚が釣れることもしばしば。

ただし、ここは根がかりのしやすい地形になっていることが多いので、ボトムを取る際は細心の注意を払っておきましょう。

 

その日のアタリを探す

 

ここでいうアタリとは、「ルアーのサイズやカラー」、「探るレンジやアクションのことです。もし近くに釣れている人がいるならその人のマネをしてみましょう。

意外と釣り場に何人も居て、ピンクカラーの人しか釣れなかったり、「表層」でしかアタリが出なかったりという日がたまにですがあります。

まぁずーっと同じことをしていても疲れますから、気分転換もかねて探るレンジを変えたり、ルアーのタイプを変えたりしてみましょう。

 

底物狙いに切り替える

 

青物などの回遊魚とは違い、「根魚」などの底物は頻繁に移動しませんので、回遊魚がダメそうなら狙いを切り替えるのもいいでしょう。

ボトム~中層まで探っていたのを、ボトム中心リフト&フォールしてみたり、「レンジバイブ」でボトムを通したりして、「底物」を狙ってみましょう。

もしかしたら、活性が低くてボトムに沈んでた大物が、何かの拍子にパクっと食べてくれるかも(・ω・)

 

結局投げたもの勝ち

 

最終的にはこれに尽きます。

回遊魚が来るタイミングなんて誰にも分かりませんし、もしかしたら休憩している間に釣り場に回ってきて、再開したころにはもう次の場所へ。なんてこともあり得ます。

ただでさえ足が速い回遊魚を、チャンスの少ないショアジギングで釣ろうと思うなら、とにかく投げ続けることが一番大事です。

ここに上手い下手は関係ありませんからね。投げなきゃ釣れない。これがすべて。

 

まとめ

 

「ショアジギング」で少しでもHIT率を上げる方法、いかがでしたでしょうか?

1か0かのハッキリした釣りですが、当たれば釣り味抜群の「大型青物も期待できるので、やってみたことのない人はぜひチャレンジしてみてください!

それでは(‘ω’)ノ



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