【初めてのメバリング!】必要な知識とタックルを解説。



 

春告魚」とも呼ばれ、春を代表するターゲットの「メバル」。

近年はルアーフィッシングのターゲットとしても人気で、専用のタックルも多く発売されています。

メバルをルアーで釣ることを「メバリングというのですが、メバリングはエギングと同じく、時期を間違えなければ比較的簡単に釣れるターゲットなので、釣り初心者が狙うにはもってこいの魚です!

 

ということで今回は、メバルをルアーで釣るためのタックル・釣り方を書いていきたいと思います。

 

メバルの釣れる時期

 

メバルは通年釣れる魚ですが、年に2回「ハイシーズンを迎えます。

1つは「秋~冬メバルは冬に産卵の為に深場へと落ちていきますので、その前の10月~12月ごろは産卵の為の荒食いモードに入ります。

もう一つは「2月後半から5月ごろ」。この時期は産卵を終えて帰ってきたメバルが、体力回復のためにエサを求めて接岸してきます。

その後も5月ごろまでは、メバルの活動しやすい適水温が維持されますので、浅瀬・岸寄りに留まります。が、6月くらいになると少し水温が高くなり始めるので、今度は水温の安定した深場に帰っていく個体が多くなり、夏場はメバル釣りには向かない季節になるでしょう

この2つの時期がメバリングのハイシーズンとなりますので、初心者の方はこの時期を目安にチャレンジすることで、最初の1匹を手にしやすくなるでしょう!

メバル釣りの時期!

・「10~12月」・「2月~5月」が、メバルが岸に寄ってくる時期なのでオススメ!

・6月以降は、地域にもよるが少しづつ、沖の深場に帰っていく個体が多くなるので、上の時期に比べると釣れにくくなるよ!

 

メバリングの時間帯

 

メバルは「夜行性」の魚なので、夜になるとエサを探すために物陰から出てきます。

「海中でホバリングしながら自分の上を通るエサを待ち構えている」とも言われており、メバル釣りで「表層狙い」が有効なのもこういった習性の為でしょう。

日中は主にストラクチャー周り藻の中などのボトム付近にいて、夜間ほど活発にエサを求めて動き回ることはありません。

なので、メバリングをするなら、断然夜がオススメです。あとは朝夕のマズメ時。

デイゲームが釣れないわけではないですが、夜に比べると難易度が高くなることは覚悟しておきましょう。シーバスと同じ感覚で考えるといいかもしれませんね。

 

メバリングの時間帯

・狙うなら「夜」!「マズメ」も外せない!

デイゲームでは、ボトムを中心に根気よく探るべし!

 

メバリングのタックル

 

ロッド

 

ロッドの長さは「7ft」を基準に考えて、操作性が欲しい方は「7ft」、足場の高い釣り場や飛距離が欲しい場合は「7,6~8ft」のロッドを選べばいいと思います。

次に、ロッドの硬さですが、「ウルトラライト(UL)」・「ライト(L)」・「ミディアムライト(ML)」が、主なシリーズになります。

ここは好みで構いませんが、「硬め」のロッドの方が、扱えるルアーウエイトも広くなるので、「小型のメタルジグ」や「ミノー・プラグ類」を使うつもりの方は、硬めのロッドがオススメです。

 

ソリッドかチューブラーか

 

メバリングロッド」を選ぶうえで悩まされるのがこの部分。「穂先」の作りの違いなのですが簡単に説明すると

ソリッドタイプ

・食い込みが良く、小さなアタリでもハリがかりしやすい。 

チューブラータイプ

・ ソリッドよりも穂先に張りがあり、感度に優れる。メタルジグなどのハードルアーを使うならこちらがいいかも。

という感じ。(簡単ですいませんが)

釣果を優先するならソリッドタイプ、ゲーム性を取るならチューブラータイプと言われますが、ここはもう、「自分の好み」と「考え方」で決めてしまっていいと思います。

 

ボッチ
どちらも一長一短があるので、どちらを選んでも間違いではありませんよ!

 

リール

 

2000番台付近」のリールがあればそれで十分です。ちなみに私はエギングで使っていた2500番のリールをメインで使っています。

「あまり高いのは買えないけどそこそこのものが欲しい・・」という方なら、こちらのリールがオススメ。

実売6000円前後になりますが、デザインもよく、値段にしては良くまとまっている商品です。私も愛用させてもらっています。

 

ライン

 

メバリングで使うラインは主に、「ナイロン」・「フロロカーボン」・「PEになります。それぞれの特徴は、

 

ナイロン

安価でクセが少なく初心者にも扱いやすい。ライン自体に伸縮性があるので、若干感度が悪く、フッキングもパワーロスになりがち。

フロロカーボン

伸びが少なく感度もいい。根ズレにも強い。ラインの張りが強いため、慣れないうちはライントラブルが起こりやすい。

PE

感度」・「飛距離」は優秀。ルアーフィッシングにはよく用いられるライン。しかし、擦れには極端に弱く、リーダーとの連結が不可欠なので、初心者の方は結び方をしっかり覚えよう。

 

オススメは「ナイロン」か「フロロカーボンナイロンはやはり扱いやすく、何かとライントラブルが起こりがちな初心者の方にはもってこいです。

フロロカーボンは私も今使っていますが、感度に優れているのと、「ルアー」・「スナップ」に直結して、そのまま結んで使えるのでかなり楽ですね~。

始めは「ナイロン」を使ってみて、慣れてきたら「フロロカーボン」か「PE」に変えてみるのがいいかもしれませんね。

 

ルアー

 

メバリングで、主に使われるのは「ジグヘッド+ワーム」です。最近は「プラグ」などのハードルアーでの釣りも人気。

どちらも基本的にはただ巻きで釣れますが、初めてメバリングをされる方には、「ジグヘッド+ワーム」をオススメします!

メバルはワームに対しての反応が非常に良い魚で、ただ巻きだけでも釣れやすく、ルアーの扱いに慣れてない方でも、比較的簡単に最初の1匹を手にしやすいのです。

 

使用するジグヘッドの重さは「1g」を基準に、複数種持っておきましょう。

その日によっての、「」や「潮の流れ」、「アタリの出るレンジ」に対応するために「0,8~2g」辺りを揃えておけば、堤防や漁港の大体の場所はカバーできるでしょう。

 

メバル釣りの場所

 

「漁港」・「堤防」・「磯場」など、様々な場所で釣れるメバルですが、始めて行かれる場合は、「常夜灯のある漁港か堤防」がオススメ!

常夜灯はメバリングだけでなく、魚釣り全般におけるA級ポイント。光に集まる「プランクトン」を求めて「小魚」が集まり、その「小魚」を狙って「フィッシュイーター」たちも近くに寄って来るという、「食物連鎖」の縮図のような場所です。

メバルも「稚魚」などをエサとして食べる、「フィッシュイーター」の1員ですから、この条件にはあてはまるわけですね。(メバルは雑食なので、場所によって食性が変わります)

 

尺メバルなどの大型を狙うなら「磯場」もアリですが、「この場所はメバルの実績がある」とか、「ここにメバルが付きそうなストラクチャーがある」、などの事前の情報収集が重要になります。

夜の磯で、ただ闇雲にルアーを投げても当たる確率はかなり低いので、磯に行かれる方は1度明るいうちに下見に行ったり、知り合いに連れて行ってもらうなどしましょう。

 

ボッチ
「安全第一」で釣りを楽しんでくださいね!

 

まとめ

 

ライトゲームの代表的な対象魚でもあるメバルは、釣り味もさることながらその食味も大変良く、釣った後にも楽しめる大変うれしいターゲットです。

メバル釣りはやったことないけど興味がある」「ライトゲームをやってみたい!」という方は、今シーズンからメバリングに挑戦してみませんか?

それでは(‘ω’)ノ

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