魚釣りをしたことがある人なら一度は経験があるであろうボウズ。
魚が一匹も釣れないことを指すこの言葉は、我々釣り人にとっては最も聞きたくないフレーズです。
ただでさえ凹んでいるところに、帰宅してから家族に「あれ、魚は?」「あんた何しに行ったの?」という容赦ない死体蹴り発言を浴びせられることもしばしば。
私のように独身の方ならそこまで責められることはありませんが、結婚して子供がいる家庭では奥さんに「どうせ釣れないんなら家のことでも手伝えば?」と、1mmも笑ってない顔で言われていることでしょう。
今回はそんな辛い思いをしているお父さん方の為に、ボウズで家に帰るときの対処法を考えてみました。
ボウズで家に帰るときの対処法
魚を買って帰る
いきなりですが最終手段。波平さんよろしく魚を買って帰りましょう。
この方法なら子供たちに対しての面目も保てますし、黙っていれば奥さんにもバレません。もちろんレシートは燃やしておきます(ゲス顔)
ただし最低限、魚は自分で捌きましょうね。自分の趣味の時間をもらって、その上嘘をついて騙しているわけですから、奥さんに魚の処理をさせるのはさすがにダメです。
リアリティを出すために魚を捌きながら「今日は2時ごろにアタリがあって~」という架空のエピソードを話せるように、帰りの車内でのシュミレーションもお忘れなく。
何食わぬ顔で帰ってお風呂掃除をする
帰宅したら速やかに釣り道具を片付け、お風呂掃除(何かしらの家事)に取り掛かりましょう。
ポイントは、相手(家族)に話しかける間を与えないことです。釣りから帰ってすぐ、感情を失った顔でお風呂を磨く旦那を見れば、大概の奥様は察してくれるはずです。それ以上の追及は無いはず。
あ、ちなみに子供にはこの作戦は意味を成しませんのでお気を付けください。
ひたすら言い訳をする
「潮が悪い」「食いが渋い」
釣り人は証明できないことをいいことに、釣れない理由はいくらでも作れます。
ただ言い訳は1つで十分です。その1つがいかに決定的であったかを相手に感じさせるのが重要。
帰ったら少し不満そうな顔で「いつものポイントに今日は先行者がいてな~、昼くらいで帰るかと思ったら結局同じ時間まで釣りされてたんだ。」「あ~あそこに入るために早起きしたのにな~くそ~。」
ポイントはとにかく悔しがること。ヘラヘラしたり開き直ったような態度で口にしてはいけません。本気で悔しがっているあなたを見れば「今日の釣り楽しみにしてたんだな~」と思って、何も言わないでいてくれる奥様が日本には50人はいると思われます。
50人以外の場合は「そんなんしらんがな(´・ω・`)はよ家事手伝え」となりますので、自分の奥様が60000分の50であることを信じましょうw
事前に好感度を上げておく
事前準備になりますが、少なくとも1週間くらい前から家事の手伝いをし始めましょう。
そうしてポイントを貯めておくことで、釣果云々ではなく釣りに行くこと自体を認めてくれる場合があります。そこまで好感度を上げておけば、ボウズだろうが特に気にされることはないかと。
ただしこの方法を毎回実践すると、だんだん事前準備の、好感度ポイントの配当が低くなっていきますので後々苦しくなる可能性が。
早めに切り上げる
「もう少し粘れば・・」「もうすぐ潮が動くはず・・」気持ちは分かりますが、帰宅時間が遅くなればなるほど被害は拡大します。
釣りをしていて「今日は釣りがしづらいな」とか 「ダメそうだな」と思ったらそこで切り上げるのもいいかもしれません。
たまには早く帰って子供たちと遊んであげたり、夕飯の手伝いをしたり家族サービスをしてみましょう。
そうすることで、次に釣りに行くときに奥さんが気持ちよく送り出してくれるかもしれませんよ!
まとめ
色々書きましたが、やっぱり1番は日頃からやることやって「家族公認」で釣りに行ける状況を作っておくことだと思います。
そうすれば釣果云々の結果ではなく、あなたが自分の趣味を楽しめたかどうかに興味が移っていくのではないかと。
日々の仕事でお疲れでしょうが、釣りという趣味を気兼ねなく楽しめるようにお父さん方頑張ってください。
それでは(‘ω’)ノ
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